旅のトラブル

【実体験】 メキシコ・カンクンで盗難に遭ったときの 手続き方法 (検察庁レポート作成)

ちょうど1週間前に財布を盗られて検察庁にレポート作りに行ったので、もしかするとカンクンに旅行に来ていて盗難に遭ってしまった方にも役立つのではと思いシェアしますね!

 

カンクン(メキシコ)で盗難に遭った時にすることの一つに、検察庁に行ってレポートを発行してもらう。があります。

この書類は、これから色々再発行が必要な公的書類やカードなどの手続きをする際、求められることがあるのでまず最初に作っておいた方がいいものです。

日本のパスポート紛失も再発行で大使館に提出が求められます。

海外でパスポートを紛失したときの参考記事(実体験)
海外でパスポート焼失(または紛失)した際の手続きと再発行

ちなみに私は住んでた家が火事にあったときに警察に行って書類を発行してもらったので、今回の盗難も前回の火事のときの経験のおかげで、場所もすることも分かっていたので1人で警察に行きスムーズに対処できました。人生無駄な経験はないものですね。笑

 

場所はこちら↓

つい『警察』を探してしまいがちですが、管轄は検察。
Fiscalía General(フィスカリア ヘネラル)と呼びます。Policia(ポリシア=ポリスのこと)を探しても、マップには違うものがたくさん出てきて分からなくなるので注意です。

 

簡易なオフィスですが呼ばれると担当者が被害者の話を聞いてレポートを作ってくれます。(多分スペイン語のみ)

パスポートなどの身分証明証の現物とコピーを準備していきましょう。

パスポートを盗られた方は、コピーだけでも必要になるので持参しましょう。

 

海外旅行へ行く方は、パスポートのコピー、カードのコピー、そしておすすめは写真で撮っておくこと!Google photoなどで連携しておけば、昔撮った写真でも「検索」で自分の写真ファイルから探すことができます。

私もそのおかげで火事でパスポートが焼けた時も、今回の盗まれた財布の中に入っていた永住権のカードも写真で撮っておいたおかげで家に戻って、コピーあっただろうか。。などと探す必要もなく、写真を紙にプリントアウトすることもできるのですごく助かりました。

現物がなくても、パスポートの番号が分かるだけでかなり違います。

 

レポートには事細かに、被害者(外国人の場合はパスポート番号なども)起きた時間、場所、被害にあった物(紛失した物)などが記載されます。

あなたの証言を元に作成されるので、スペイン語ができない方はできる人と行かれるのがベスト。

スペイン語で書かれたレポート内容を確認し、サインをします。

 

ハンコ付き公式書類の発行は160ペソ(2021年6月現在)。

お金を支払うのでお金(メキシコペソ)の準備を。確か1通につき160ペソなので何通か必要な方はその分の準備を。※ドルやカードが使えるかは分かりません。

 

レポートにはファイル番号が記載されているので、後日、ファイル番号を元に発行することもできます。

ちなみに週末も開いていてレポートを作れますが、ハンコ付きの公的書類の発行(購入)ができないので、後日また行く必要があります。

このレポートは日本のパスポート紛失の際もパスポート再発行に大使館で必要な書類の一つになるので作っておきましょう。

 

 

盗難に遭われて怒りに狂いますが、メキシコで犯人探しは難しいかと思います。

言い方は悪いですが、残念ながらメキシコでは小さな盗難ぐらいでは警察は動いてくれません。(小さな盗難と言ってもこちらにとっては大きな被害で許せないですけど。。)

私はダウンタウンのマクドナルドで今回の盗難に遭いましたが、Fiscalía Generalでレポートを作るのは本当にレポートのみという感じ。

ここから犯人を探しましょう。という風にはなりません。

 

例えばレストランなどの防犯カメラの開示も個人へは開示できませんので直接レストランに頼んでもダメです。

今回も盗難に遭った直後マクドナルドに防犯カメラの開示を求めましたが、個人へは開示せず、警察(検察)などのプロセスを通してからになります。

悔しいですがここでは割り切って犯人探しよりも、これから色々しなければいけない手続きに専念します。

 

今回は盗難後のメキシコ警察(検察)での手続きについて書きましたが、誰も盗難なんて遭わずこのページが参考になる人が出ませんように!

 

(おまけ)
メキシコの検察庁というと怖い感じがしますが、結構フランクです。私服の職員も多いし、今回担当してくれた人は、まるでプロレスラーのようなガタイでめっちゃ髭(その上にちっちゃめのマスク)、私服はドクロ系の強そうな柄のTシャツ。デスクにはスマホで多分映画をNetflixを英語で見ていて(レポート作ってる間もずっと流れていた)、コロナ対策用のハンドジェルのボトルもきっとハロウィンの時に買ったであろう黒のドクロの形でちょっと可愛いと思いました。笑 仕事はきちんとしてくれましたよ!

日曜だったので私以外に来ている人がいませんでしたが、前回火事でいった時は結構並んで待ちました。怪我してる人もいて、少し生々しかった記憶があります。

でも怖いところでなく、ちゃんとレポート作ってくれるので頑張ってください!!!!

 

※移動が必要な方はお車を手配することもできます。ホテルゾーンからダウンタウン内の移動が不安な方、場所が分からず怖いという方は、安心してご利用いただけるかと思います。

また日常会話以上のスペイン語が必要になります。カタコトでもどうにかなるかもしれませんが、的確な書類を作ったり、スペイン語のレポートを確認するにはやはりスペイン語が必須になりそうです。

 

※同行できる保証はありませんが、スペイン語通訳が必要な方はご相談ください。

同行について

 

 

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Cancun Days
当『Cancun Days(カンクンデイズ)』は元カンクンツアーガイドの里紗(りさ)が独自の視点で、カンクン情報、海外旅行や海外暮らしに役立つ情報を楽しくお届けするサイトです。 カンクン在住18年目の私の国際結婚や海外子育てについても書いていこうと思います。 元ガイドなのに「ガイド無しプライベートツアー」をコーディネートしてます!元ガイドだからこそお客様の気持ちを考えて、安心して遺跡やセノーテに行けるよう配慮しているのでお客様の満足度も高し!カンクン空港ホテル送迎も手配できますよ!