今回はメキシコ・カンクンを旅行する前に知っておきたい基本情報10点をまとめました。
カンクン在住者目線も入れて書いてみたので、他のサイトでは見つからないカンクン情報もあるかと思います！
是非、カンクン旅行の参考にしてもらえると嬉しいです。
1、パスポートとメキシコの観光ビザ
メキシコに入国するためには、有効なパスポートが必要です。日本国籍の場合、90日以内の滞在であればビザは不要です。過去、メキシコ入国の際に記入が必要だった出入国カード（ツーリストカード（FMM））は現在空路経由では必要ありません）
2、カンクンの気候とベストシーズン
カンクンは熱帯気候の常夏でビーチリゾートに適した気候です。平均気温は年間を通して約27℃、夏季には30℃以上になることもあります。冬季でも気温は20℃を下回ることはほとんどありません（寒さに慣れない我々カンクン民は20度近くになると凍えます笑）。
最も快適といわれる時期は11月から4月。いわゆる冬から春にかけてです。カンクンの冬は湿度が若干下がるため過ごしやすく、日本でいう秋（日差しは強いので日焼けはします）。
春は真夏に比べるとまだ過ごしやすいですが、ほぼ真夏日と変わりません。
7月から8月にかけては気温が35℃を超えることもあり、湿度は通常80%から90%。その代わり、カリブ海の色が最高に綺麗に見えるのはこの気温と湿度が揃ったときだと、カンクン住んでいて実感しています。
ちなみにカンクン民の間では『雨が降らない年はハリケーンが来やすい』と言われています。
3、カンクン空港からホテルへの移動手段
カンクン国際空港からホテルへの移動手段は、まず宿泊ホテルがどのエリアにあるのか事前確認しましょう。
カンクンホテルゾーン：
カンクン旅行に来る大半の方がカンクンの『ホテルゾーン』に宿泊されます。空港からホテルゾーンへは、バスなどの公共交通機関や流しのタクシーはありません。送迎会社や旅行会社で『事前予約』するのが最適です。
予約なしで当日乗れる空港タクシーはありますが、ハイシーズンでは恐ろしいほどの長蛇の列。後悔しやすい点は、タクシーチケット購入自体は時間がかからないので気付きませんが、外に出てみて長蛇の列や待ち時間に愕然となることも多々（夏の気温は35度越え、湿度80％以上）。想像以上に体力を奪われます。払い戻しは不可です。
こうなると大人でもきついので、特に子供連れの方は、当日タクシーはお勧めしません。
客引きタクシーもあります。悪いとは言いませんが、正しい料金が判断できない、ぼったくり事例、トラブル、安いと思ったら他のお客さんと混載で、結局安くなかった。など、苦労するくらいなら事前に予約されて不安を取り払い、空港へ着いたらサクッと送迎車に乗ってホテルへ行かれた方が私は安心だと思います。
YouTubeで「カンクン タクシー」と検索すると数は少ないですが、客引きタクシーに乗った方の体験動画などが出てくるのでカンクン旅行前にチェックしてみるものいいかと思います！
カンクンダウンタウン（セントロ）：
カンクンホテルゾーンと違う点は、空港からカンクン市内（ダウンタウン）までADO（読み方はアーデーオー）という公共のバスが走っているということ。
空港からダウンタウンのバスターミナルまで行き、途中下車はありません。（唯一、モールのPlazaLasAmericasプラサラスアメリカスで停まる可能性もありますが、下車希望の方はチケット購入前に確認してください。
ADOのバスターミナルからホテルが近い場合は、そこからタクシーが便利ですが、メーター制度はありません。乗る前に料金を確認しましょう。
まさかと思いますが、移動費を安く済ませようと宿泊ホテルはホテルゾーンなのに空港からダウンタウンへADOで行き、そこからホテルゾーンのホテルへバスかタクシーでと考えている方がいらっしゃったら、不可能ではありませんが、無謀です！ADOのバスターミナルからホテルゾーンへ向かうバスはありません。大通りに出てバスを探すことになりますが、スーツケースを持って移動できるような作りや運転のバスではありません。ターミナルからタクシーは捕まえやすいですが、ホテルゾーンへは料金が高い上にメーターもないので、結局、骨が折れる上にお金と時間の無駄です。
リビエラマヤエリア、プラヤムへーレスエリア：
空港から遠いです！有無を言わず、事前に送迎を予約して空港から直接ホテルへ行けるように手配しましょう。
4、メキシコの通貨とカンクンのお金事情
メキシコでは、現地通貨である『ペソ』が使用されます。
キャッシュレス化も進んでおりホテルやショッピングモール、コンビニやスーパーではクレジットカード、デビットカードが使えるところがほとんどになってきました。（カードが使えるところはチップもカードで支払います）
外国人客の多いカンクンではアメリカドルも普通に使えますが、少額を大きなお札で払う場合、断られることが多いので米ドルを準備する場合は、100ドル札より、20ドル札など応用の利く額のお札が便利です。お釣りはメキシコペソで受け取る仕様になります。
外貨両替は、ホテルゾーンでは大きなショッピングモールには必ずあります。身分証明証が必要になりますのでパスポートなどをお持ちください。
ATMでお持ちのカード（VISA、MasterCard）から外貨通貨を引き出す方法も無駄がなく便利です。大きなホテルにはホテル内にATMが設置されていることが多いです。
5、メキシコの言語
メキシコはスペイン語が公用語です。
国際的な観光地でもあるカンクンは英語が通じる場所も多いですが、スペイン語はローマ字読みで発音できるものが多いので、旅行中、スペイン語に挑戦してみるのもきっと旅の思い出になりますよ！
Hola！（オラ/こんにちは Hiの意味）
Adios（アディオス/さようなら）
Gracias（グラシアス/ありがとう）
など、日本でもどこかで耳にしたことがことあるような、とっつきやすい言葉が多く、明るいメキシコ人は少しでもスペイン語ができると喜んでくれます！
6、カンクンの治安
いわゆる『危ないメキシコ』というイメージは、マフィア闘争のあるメキシコ北部からのイメージで、カンクンは一般的に安全です。
ただし観光客による犯罪や、ホテルやショッピングモールでの貴重品盗難などが報告されています。公共の場所での注意や、貴重品の管理には十分に気をつけましょう。忘れ物も出てくる可能性は低いので注意です。
またカンクンと一口に言ってもとても広く、住宅地の広がるダウンタウンは想像以上に広く危ない地域もあるので、AirBnBなどを利用される方は、エリアを吟味しましょう。
7、カンクンでの服装
カンクンは常夏のため、基本的に年中夏服でOKです。ビーチ、プール、セノーテなどウォーターアクティビティの多いカンクンでは水着は必須。
スーパーマーケット、ショッピングモール、ホテル内などで年中水着は売られていますが、日本で見かけるタイプの女性の水着は売ってないので、なるべく旅行前に準備するのがいいですね！
男性用の海パンはカンクンの方が海外らしい可愛い柄物が見つかると思います。
また建物内や冷房のあるバスなどは冷房が強すぎて寒いことがあります。羽織るものを持っておくと便利です。
私の一推しはパレオ！
ビーチやプールでは敷いたり、羽織ったり、日除にも、巻きスカートにもワンピースにもできるし、体型カバーもできるし、濡れても乾きやすいし、寒い時に首に巻いたりもできるので、ペラペラの大きな布ですが、個人的にもパレオとってもお勧めです！
子供がお昼寝する時にパレオを丸めて枕代わりや、ブランケット代わりなど、私は子供が赤ちゃんの時から親子兼用でパレオ大活躍しています。
カンクンのスーパーやでもカラフルで可愛いものが売っていますが、現地で買うと色落ちの心配もあるので、旅行前の購入が安心かもしれません。
8、メキシコの水事情
メキシコでは一般家庭でも飲料水は購入したものを利用します。
水道水は飲みませんし、氷も水道水で作ることはありません、料理にも使いません。ときどき旅行者の方が「氷に当たってお腹を壊した」ということを耳にしますが原因は別だと思われます。なので特に氷を気にされることはありません。
ちなみにカンクンがある半島は石灰が多い地層なので水道水を沸騰すると白い石灰が現れます。私はカンクンに移住したころ知らずに、スープや米を炊くときなどたくさん水を使う料理はミネラルウォーター（実際は蒸留水）使うのはもったいなと思い、水道水を使ってた強者ですが、大量の石灰を見てからはやめました。笑
シャワーヘッドも定期的に掃除をしないと石灰が詰まってシャワーの出が悪くなります。
日本はこういう水無で飲める下痢止めがあるのは本当ありがたいですよね！
旅行中しかもトイレの無いツアー中に突然お腹が痛くなるかもしれない時のお守りにも。
9、辛いメキシコ料理
メキシコ料理は辛い！というイメージがありますが、実際、料理自体が辛いものはとても少ないです。
日本人の口に合うものが非常に多く、メジャーなもので言えばタコスやスープ系もハズレがありません。そしてカンクンでは是非シーフード料理を楽しんでください！
ではメキシコ料理が何故辛いと言われるかというと、それはサルサソース。
料理を食べるときに必ずついてくるサルサソースが、時に致死量的に辛いものがあります。
「赤だから辛い」は無意味。赤以外で、緑のサルサソース、茶色、黒っぽいもの、水っぽもいソース、クリーム状のソース、ごろごろトマトやパクチーが入ったもの、それはそれは様々で、色や見た目で辛さを判断するのはメキシコ人でも不可能です。
特にハバネロはHabanero（発音はアバネロ）小さくコロンとした形に騙されそうですが激辛です。地元民はこれを食事の時に丸かじりする強者も。
でもレストランではこの状態で出てくることはなく、ハバネロがいろんな状態になってサルサになるので注意して！
下の写真は私がよく行くレストランのサルサ。
どれが辛いかわかりますか？
左下の赤いのが一番辛そう？
答えは、右下（緑）以外は全て激辛です！！
でも私は少し刺激が欲しいので、1滴レベルで激辛サルサをかけて食べるのが好き。
知らずに小さじ1杯かけるだけでも辛すぎて手がつけられないってこともあるので要注意！日本には無いレベルの辛さです。
↓こういうタイプのボトル入り（写真は楽天から）はメキシコのスーパーやコンビニでも買えるのでお土産にも良さそう。
ハバネロソース 中辛・大辛・激辛 ×3本 （各148ml） ［ホットソース］
10、カンクンの観光スポット
カンクンには、美しいビーチ、足を伸ばせば古代マヤ文明の遺跡（しかも一つじゃない！チチェンイツァ遺跡、トゥルム遺跡、エクバラン遺跡、コバ遺跡etc）、無数のセノーテ、エコパーク、多彩な観光スポットからナイトスポットまであります。
本当のこと言えば、ビーチやプールがあるホテルから出なくても一日充実した時間を過ごせます。特にオールインクルーシブのホテルは食事やアルコール、カフェやアイスクリームまでも食べ飲み放題で充実しているので控えめに言っても最高です。
チチェンイツァ遺跡、グランセノーテなど有名どころの観光スポットは『カンクンの観光』といっても実は、行くまでに2時間以上かかるところがほとんどです。
時間を有効に使いたい方は、他の乗客と一緒に行く混載バスツアーより、当サイトで取り扱うようなプライベートツアーが無駄な時間を取られないので非常におすすめですよ！
お子様連れは特におすすめです！
待ち時間なしの空港送迎もやってます／
カンクン10の基本情報いかがでしたでしょうか？
カンクン本当良いとこなので遊びに来てくださいね！
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最近Wifiレンタルされて海外旅行行かれる方多いですね！こういう海外Wifiレンタルされると、ホテルから出ても観光中、ショッピング中どこでもWifi使えるので超便利！（私は海外在住なので日本帰国中にWifiレンタルします）
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私のお客様も、カンクン滞在中に携帯使えると空港お迎えやツアー中にも連絡が取れて安心なので、私も助かっています！
