チチェンイツァ遺跡

【写真解説付き】チチェンイツァ遺跡の入場料とチケット購入方法(ハイシーズンの様子)

カンクンから日帰り観光できて、世界遺産、そして世界の七不思議にもなっている人気のチチェンイツァ遺跡。12月の今、ハイシーズンを迎えています。(でも記事をアップしているのは3月という)

私も旅行ガイド時代には仕事で毎日のように遺跡へ行って、世界遺産も自分の庭感覚になってたものですが、離職して普通にカンクンに住んでいると、意外とわざわざ個人的に遺跡観光行くことはなかったりする上に、尚更、混んでいる時期となると、仕事や、遠くから友人が遊びにきて遺跡へ連れて行ったりする以外にはなかなか行かないものです。

そんな中、同じくカンクン在住のお友達が「チチェンイツァで冬至のパワーを感じに行こう!」と誘ってくれたので、ウッキウキで行ってきました。

カンクンから車で片道約3時間。遠いけどマシンガンのようにお喋りしてればあっという間に着く女二人旅です。(自分が運転してないからそう言える笑)

チチェンイツァ遺跡へ向かう高速道路の状況と様子

今、カンクンからチチェンイツァ遺跡があるユカタン州へ向かう高速道路沿いに「Tren  Maya トレンマヤ」という大規模な鉄道工事が行われていて、高速道路なのに1車線しか無い箇所が多くあり、追い越しができなかったり、スピードが出せないのでいつもより時間がかかります。

見よ!この工事の数!
工事の数というよりこのルートを全て工事してます。

途中の料金所を越えたところで休憩。

常夏だけど、やっぱり冬は陽が昇るのが遅いので冬の朝という感じ。この日は霧が出ていました。

谷川俊太郎の詩「朝のリレー」を思い出して、鼻腔がツンとする。

カムチャツカの若者がきりんの夢を見てるとき

メキシコの娘は朝もやの中でバスを待っている

 

谷川俊太郎 「朝のリレー」の冒頭

私は車から降りて見るここからの景色が好きで、山も川もない平坦で低いジャングルに続く道に身を乗り出して、あぁユカタン半島にいるなぁと感じます。

10月の終わりから始まる冬時間(毎年微妙に日にちが変わります)の間はカンクンとチチェンイツァ遺跡があるユカタン州とは1時間の時差があるので注意。ユカタン州が1時間遅くなっていて、チチェンイツァ遺跡が8時の場合、カンクン時間は7時です。

キンタナーロー州とユカタン州の州境はこんな感じ。州を越えた途端時間が変わるという不思議な感覚。スマホだと表示時刻がだいたい勝手に切り替わってくれます。

ちなみにカンクンも昔は夏時間、冬時間を取り入れていましたが、2015年から廃止になりました。時間の変更がある頃は、旅行会社関係は総力上げてお客さんに時間変更のお知らせ、オペレーションに誤りがないか緊張、仕事に遅れないか、特に空港にお送りするとき時間間違えたら飛行機に乗り遅れる危険があるので怖かったです。廃止になってくれて本当によかった!

料金所と言えば、もしレンタカーを借りて遺跡へ行くという方はとても注意が必要です。

カード化がどんどん進んできたメキシコだけど、高速道路の料金所は全て現金(メキシコペソ)のみという、進歩の無さで驚きでした。

高速道路の料金所はカードもドルも使えません。ペキシコペソの現金を準備してください。(遺跡の中の露天のお土産屋さんでさえVISA/Mastarカードの表示出してるのに、高速道路代が現金のみだなんて。そして料金所に列ができる、、)

メキシコ、トイレ事情

料金所の先にはお手洗いがあるのでトイレ休憩も。(日本のサービスエリアのようなものは想像しないでください。ただトイレがあるだけです笑)

メキシコのトイレ事情で忘れてはいけないのは、メキシコのこういった場所のトイレはホテルのトイレと違い、水圧が弱かったり、トイレットペーパーも溶けずに丈夫過ぎて(?)流れないことが多いので、備え付けのゴミ箱に捨ててください。

さもないと、流れなかったトイレットペーパーを残したまま、列に並ぶ人たちの視線を受けながらトイレを出なきゃいけないという罰ゲームのような恥ずかしい思いをする羽目になりますので注意。

よく外国人が大量のトイレットペーパーを詰まらせて、そのままにして出てくる場面に遭遇するのですが、私ならそのトイレに入りません。笑

万が一、その後入らずを得ない羽目になったならば、

トイレから出るとき「私じゃないんですよ!犯人は私じゃないんですよ!」という顔をして出ましょう。

さらには、水圧どころかそもそもトイレに水が無かったり(よくある話)するので注意です。

 

ハイシーズンのチチェンイツァ遺跡は駐車場へ入るのも長蛇の列

さぁ、いよいよチチェンイツァ遺跡へ到着です。

下の写真は遺跡の駐車場へ入る道。

9時過ぎに到着したんですが、すでに混んできて駐車場に入るのに列ができていました。(遺跡オープンは8時)

外国人観光客はもちろん、バケーションの時期はメキシコ国内旅行で来るメキシコ人もとても多いです。

当サイトでご予約されるお客様にはなるべく朝早い到着(遺跡オープンに合わせて8時ごろ)をお勧めしています。ホテル出発が朝6時台と早いのですが、到着が早い方が混んでいなく圧倒的にスムーズ!

遺跡に着く時間が遅くなると、さらに激混みになります。

遺跡の駐車場に入るまでにすごく時間がかかり、
チケット購入に時間がかかり(混んでいるときは30分もかかることもあるそう)、
トイレの列に時間がかかり、、

そうやって大幅な時間ロスが出てしまいます。

ホテルお迎え時間を自由に調整できるのも、好きな時間だけ遺跡見学ができるのも、早く帰って来れるのも、他人と一緒に行動しなくていいのも、当サイトの専属ドライバーと行くプライベートの貸切チャーターの醍醐味。

普通の規定のツアーだと、一切自分でスケジュールを調整できないし、特に小さなお子様づれのファミリーには、他の知らないお客さんと片道3時間も共に車で移動するのは気を使って遺跡に着くまでに親の方がどっと疲れるだろうな、、と恐怖する親御さんは私だけではないはず。(車に乗って5分で、もうすぐ着く?と連呼してくる3児の母は私です)

チチェンイツァ遺跡やセノーテに行くには規定の団体ツアーかレンタカーしか選択肢が無いと思ってるそこのあなた様!

専属ドライバー付きで安心して目的地に行けるチャーターの存在を知ってほしい!だって本当に楽だもの!

 

さて、私たちもチチェンイツァ遺跡に着きましたよ!(私のナビが悪くて道を間違えたりして9時過ぎに着きました笑)

すでに駐車場は満車状態。

チチェンイツァ遺跡の入場料とチケットの買い方

入場券売り場は駐車場から階段を上ってすぐ、入り口のとこにあるので迷うことはありません。

 

下写真がその様子。向かって右、そして左も同じチケット売り場です。(左側はハイシーズンのみの窓口の可能性あり)

遺跡の入場料は571ペソ。子供料金は85ペソ。

2023年2月に値上がりし、入場料が614ペソになりました。

利用できるのはメキシコペソ、またはカードのみで、チチェンイツァの入場券購入はアメリカドルは利用できませんのでご注意を。

少しややこしいのですが、チチェンイツァ遺跡は2つの管轄に入場料を払います。

一つがINAH。もう一つがCulturというところです。

INAH 85ペソ
Cultur 486ペソ
合計 571ペソ
(※2023年3月現在 INAH90ペソ/Cultur524ペソ 合計614ペソ)

といった計算です。

チケット売り場は同じ場所で、窓口によって管轄が分かれています。見た目はほとんど分かりませんが大丈夫!

列に並び、空いた窓口へとりあえず進みます。係のおじさんに購入したいチケットの数を伝えます。そして購入、チケットをもらい(ほぼレシート)、すると「隣の窓口行ってください」と言われるので、他の人が隣で購入中だったらそこで待って、空いたら隣の窓口へずずずと移動します。列に並び直す必要はありません。

そこで残りのチケットを購入し、いつの間にかチケット購入完了です。

チケットはこんな感じ。チケットというよりほぼレシート。笑

係の人が「チケット拝見しました」の印にこうやってチケットを少し破る手法は、メキシコあるあるです。

※私の場合はメキシコ永住カードを使いメキシコ人料金で入れたので、表示料金が$168となっています

チケットを購入したら、手荷物検査を通って遺跡へ入場。

大きめのリュックサックは中に持って入れなかったりするので、なるべくコンパクトにまとめていきましょう。子供連れは荷物が多くなるので注意が必要です。

それから、お水も必須です!

遺跡の中にも売店がありますが、売店へ辿り付く前に喉が渇くので、入り口の売店で買って行くのがおすすめです。(オールインクルーシブにお泊まりの方はホテルからもらえるお水をたっぷり持っていくのも有り!)

一眼レフやGoPro持ち込みの方は、下の写真の左側で持ち込み料50ペソを払います。私もGoProを持っていたのでここで持ち込み料を払いました。ここでもアメリカドルは不可です。

もしアメリカドル現金、もしくはカードしか持って来なかった!という方は、チケット売り場の少し先に両替所があるのでそこで両替もできます。(両替率は少し低いです)両替にはパスポートなどの身分証明を求められるので、両替予定の方は忘れずにお持ちください。

ATMもいくつかあるのでお持ちのカードからペキシコペソを引き出すことができます。(見ずらいけど、偶然写ってる写真がありました。下写真中央少し左寄りにある機械もATMの一つです)

 

入場して遺跡へ向かう道のり。

これからどんどん道の脇にお土産屋さんがたくさん並びます。

冬でも日差しは強く、カンクンに住んで年中黒い私もこの日しっかりまた日焼けして黒光に磨きがかかりました。日影が少ないので、日焼け止めはもちろん、日傘(この際雨傘でも)も持っていかれるといいかと思います。

私たちはゆっくり遺跡を周り、芝生でゴロゴロして帰ったので3時間くらい滞在しましたが、普通は2時間が平均観光時間かなと思います。

私たちが出る頃には、大型観光バスの御一行様が続々と入場していてました。

 

団体バスツアーの方がパッと見安いけど、時間のロスが半端ないので、子供連れの家族は特にそれも視野に入れてそれなりの覚悟を決めて行かれた方が良いかなと思います。

意外と団体ツアーでは不可能なチチェンイツァ遺跡の半日プランの手配もカンクンデイズなら可能です。遠いチチェンイツァもプライベートならサクッと行ってサクッと帰ってこれるので、小さなお子様連れや、体力に自信がない方、午後からホテルでゆっくりしたい方など、実はこのシンプルなプランも人気です!

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ここだけの話、一見格安ツアーに見えても一人一人の料金を払うより、プライベートの貸切チャーター車を手配されて、ガイドがいなくても経験豊富な専属ドライバーと行かれた方が、お車1台の料金なので家族連れだと割安になってお得だし、何時間も早くホテルに戻って来れる分、ビーチやプールでゆっくりできたりホテルの夕食も落ち着いて取れるので、わずかな料金の差にこだわるより、プライベートで行かれた方が料金的にも時間的にも労力的にもトータル的に見て満足度が高いですよ!

と声を大にして言いたい。

カンクンのホテルゾーンはもちろん、カンクンのダウンタウンのホテルや、リビエラマヤのホテル出発ももちろん可能です。

ホテル移動があると言う方は、ホテル移動の日にツアーを組み込まれるとホテル移動も合わせてできるので移動費や節約できたり、無駄な時間がなくみなさん賢く利用していただいています!

お見積もりをお出ししますのでお気軽にお問い合わせください。

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Cancun Days
当『Cancun Days(カンクンデイズ)』は元カンクンツアーガイドの里紗(りさ)が独自の視点で、カンクン情報、海外旅行や海外暮らしに役立つ情報を楽しくお届けするサイトです。 カンクン在住18年目の私の国際結婚や海外子育てについても書いていこうと思います。 元ガイドなのに「ガイド無しプライベートツアー」をコーディネートしてます!元ガイドだからこそお客様の気持ちを考えて、安心して遺跡やセノーテに行けるよう配慮しているのでお客様の満足度も高し!カンクン空港ホテル送迎も手配できますよ!