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メキシコのお金はコロコロ変わる。新1000ペソ紙幣

メキシコのお金については昔こんな記事を書いたのですが、

メキシコ通貨の基本情報とマニアック情報

メキシコのお金(紙幣)ってデザインがコロコロ変わるんです。最近も100ペソ紙幣が新しいデザインになりました。

偽造防止なのかなとも思いますが、そんなに毎回デザイン変えるなんてお金(税金)の無駄遣いじゃない?と思うのは私だけでしょうか?笑

確かに、私のメキシコの親戚が知らない間に偽札が回ってきてて、お店か銀行で偽札だと判明したんですよね。

ちなみにその親戚は学校の先生で、学校以外のお金持ちのプライベート授業の月謝でもらったお金だったそうです(;・∀・)

メキシコは桁違いのお金持ちも多いですが、どんな風に稼いでるのか不明な家も多いので、偽札のことは触れず、その生徒にはかわいそうだけどプライベート授業を辞めたそうです。

 

さて、先日なかなかお目にかかれない1000ペソ札が手に入ったので見ると、新しいデザインになっていました。

メキシコの1000ペソ札は、メキシコ紙幣の一番大きな単位の紙幣で、日本でいう1万円感覚です。

なんですけど、メキシコはお店でもお釣りを十分に準備しないことが日常で、500ペソ札でも少額のお買い物には「お釣りが無い」と断られることが多く、私も買い物をする前にお釣りがあるか確認します。

そんな感じなので、1000ペソ札は銀行でも両替所でもあまりもらう機会がなく、久しぶりに1000ペソに出会いました。

上のデザインが新しい1000ペソ紙幣の表裏。下が旧デザインです。

新1000ペソに描かれている人物はメキシコ革命の関わった人物で、紙幣に女性が2人一緒に描かれるのは初めてなんだそう。

それよりも私は裏面が気に入りました。熱帯のジャングルにジャガー。後ろには遺跡も描かれていて、とてもメキシコらしいと思いました。

こういう雰囲気は広いメキシコでも、私が住むマヤ文明のエリアが描かれているので、さらに親近感が湧きます。

余談ですが、

20年近く前に中米コスタリカを旅したとき、エコツーリズム発祥である大自然を誇るコスタリカの紙幣に野生動物が描かれているのを見て、ほとんどの国が歴史的人物が描かれた紙幣の中、コスタリカの自然に対する姿勢とセンスに心底感動したのを思い出しました。

そして今回メキシコも野生動物を描いた紙幣が発行されるようになって、とっても嬉しかったです。

ちなみに大きさも旧デザインと微妙に変更されていて、数ミリ短くなっていました。

 

そんな素敵なメキシコの新1000ペソ札ですが、

メキシコに旅行される方は、メキシコはお釣りを十分に準備しないお国柄なので、できれば500ペソ紙幣以下(500ペソ、200ペソ札、100ペソ札)などを持っておいた方が便利ですよ!

 

もっと詳しく知りたい方はこんなページもありましたよ!

 

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