ピクサー「リメンバー・ミー」で見る、メキシコあるある育児とお母ちゃんのサンダル

 

ディズニーピクサー映画「リメンバー・ミー」を見た方は覚えているだろうか。

映画の中で、音楽家に憧れるミゲルのおばあちゃん(エレナ)が、自分が履いてるサンダルを脱いでマリアッチのセニョールを脅すシーンを。

これをサンダルと呼ぶか、草履と呼ぶか、つっかけと呼ぶか自由ですが、そのシーンだけを切り取った動画を見つけたので(スペイン語ですが)どうぞ。

 

マリアッチ広場でマリアッチにサンダルを叩きつけたあと、ミゲルを家に連れて帰る途中、ダンテにもサンダルを投げつけます。

 

今回の記事は、「暴力」「体罰」というテーマではなく、

メキシコにある、メキシコ人なら誰もが知っているメキシコ特有の変わった子育て、しつけの方法のひとつを紹介します!

 

あ、映画の中では「子育て」ではなく、マリアッチのセニョールに向けてですが、通常この手法(笑)は基本的に、子育て中のお母さんがこどもに向けてやるもので、「メキシコ育児あるある」です。

 

※もし「こどもに対しての暴力や体罰について」の視点で読む方は気分を害する場合もあるのでこれ以上読み進めないでおくのをおすすめします。今回は昔からメキシコで使われる典型的なものを紹介する回とします。

 

リメンバー・ミーで出てた、おばあちゃんが「サンダルで叩く」シーン。これを「ひとこと」で表すスペイン語の言葉がわざわざ存在する

 

メキシコで使われるスペイン語に「Chancla(チャンクラ)」という言葉があります。

意味は「サンダル」を指す名称の一つです。

似た言葉に、Sandalia(サンダリア)サンダル、Huarache(ウワラチェ)草履、などがありますが、

実はこの履物を使って叩いたり、サンダルを投げつけたりする行為だけの為の言葉があります。

 

それが「Chanclazo(チャンクラソ)」

複数形は語尾にSが付きます。

 

Chanclazo(チャンクラソ)は母の思い出?

 

Chanclazoをするのは大体子育てをするお母さん。

お母さんの必殺技。笑

もちろん全てのメキシコ人ママがするわけではありませんが、メキシコ人なら誰でも知っている昔からある典型的な母の必殺技(?)で、靴を履いて生活するこの国では、暑い地方も多いので家の中でもサンダルを普段履きにしている人が多いのです。(私もその一人ですが)

そんな中、子供がちゃんとしないとき、つい手が出ちゃうとき、メキシコではこの履いてるサンダルなりビーサンが飛んできます。笑

 

実際Chanclazosで検索してみるとたくさんヒットするのですが、その中からいくつか笑いを込めたChanclazoの画像を拾ってきました。

 [あなたは私に命と愛と、そしてChanclazoをくれました♡]


武器:(上から) ターミネーター / ランボー / うちの母ちゃん]

 

ディズニー・ピクサーはメキシコの母のChanclazosを理解して、あえて描いた

 

ディズニー・ピクサーのリメンバー・ミー製作スタッフは、このメキシコの母の必殺技を理解して映画のシーンに取り込んだのが分かる動画があります。

 

 

今回はそんな「メキシコ育児あるある」の紹介でした。

 

え?メキシコで子育てしてる私はChanclazoしてるかって?笑

 

残念ならが、我が家は靴を脱いで生活しているので、Chanclazoしようにもわざわざビーサン取りにいけないといけないのでしません。なので(?)しないかな。笑

 

このChanclazo何かに似てるなと思ったら、お笑い芸人の「スリッパでつっこみ」するやつ?

それなりに痛いけど、それよりも音がスパーン!と響いて・・・

というのに近いかな?

 

近くないか・・?

 

 

 

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