元・遺跡ツアーガイドが選ぶ！カンクンから行けるおすすめ遺跡ベスト３

 

カンクンは美しいカリブ海のビーチだけじゃありません！

カンクンまで来たら、少し足を延ばせば素晴らしい文明を持った古代マヤ人が築き上げた高度なマヤ文明が残した遺跡がたくさんあります。

私が遺跡のツアーガイド時代に、多い時で週7回（！）は通ったマヤ遺跡たちの中でもおすすめの遺跡ベスト３を紹介します。

 

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おすすめ第1位！

やっぱり堂々の第1位はここ！

カンクンに来たらやっぱり外すことはできない、メキシコ・ユカタン州が誇るマヤ文明の英知の結晶「Chichen Itza（チチェン・イツァ）遺跡」

古代マヤ文明最大の巨大ピラミッドがあるのはここチチェンイツァ遺跡！

新・世界7不思議にも登録されています。

遺跡が大好きな人も、遺跡にあまり興味がない人も、カンクンまで来たなら少し足を延ばして行っておいて損はさせないパワーのある遺跡です。

マヤの最高神ククルカン（羽毛をもつ蛇）のピラミッドだけでも圧倒されますが、見どころはそれだけではありません。どうぞ以下を参考ください！

 

Chichen Itza　:　チチェンイツァ遺跡
古代マヤ人が築いたマヤ文明の結晶！巨大ピラミッドが拝めるチチェンイツァ遺跡！ 新・世界7不思議のひとつをこの目で見に行こう！
見どころ	マヤ文明最高神ククルカンのピラミッド「エル・カスティージョ」、 戦地たちが球技場で命を懸けた「フエゴ・デ・ペロタ」、 緻密で正確なマヤカレンダーを生み出した天文台「カラコル」、 生贄の生首を並べた「ツォンパントリ」、 生贄の泉「聖なるセノーテ」
場所/カンクンからの所要時間	ユカタン州メリダ周辺/高速道路片道約3時間
行き方：団体ツアー	JTB海外オプショナルツアー参照
生き方：個人ツアー	専属ドライバーと行くプライベートツアー（チャーター）ガイド無し

 

 

 

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第2位はここ！

私が愛してやまないTulum（トゥルム）遺跡です。（なんなら私の息子の名前は微妙にここから頂戴しています。）

元々はZAMA（サマ）と呼ばれおり、「陽の上る場所」「夜明けの街」と意味します。

カリブ海が広がる絶壁に建てられたトゥルム遺跡は、世界のどこ探してもこんな景色は見られないでしょう。

この遺跡はチチェンイツァ遺跡とは建てられた目的が違い、トゥルム遺跡は壁で囲まれた要塞都市、そして貿易都市としてマヤ後期まで栄えました。

 

正直いうと、チチェンイツァに比べるとボリュームはライトです。

しかし、もちろん歴史的重要な見どころもたくさんあります！

そしてこの絶景を一目見ようとたくさんの観光客が訪れる遺跡でもあります。

遺跡の滞在時間も短くサクサクと周れるので、半日でホテルへ帰ってこれるのでスケジュールも組みやすいですよ。

またXelha（シェルハ）という海洋公園と一緒に周るツアーも多く、1度に2度楽しめるスケジュールになってます。（私が同行したお客さんはみなさんこのツアー大好きになって帰られてました！）

 

Tulum：トゥルム遺跡
重要なマヤ遺跡なのに、遺跡を見ながらカリブ海で泳げるところって他にある？！珍しい景色です！ 貴重な文化財がありながらも、穏やかな時間の流れるトゥルム遺跡は個人的にもとってもおすすめ！
見どころ	中央神殿（エル・カスティージョ） フレスコ画の神殿の「降臨する神のフレスコ画」「降臨する神のレリーフ」、それから、奇妙な「大量の手形」・・（実際行って見てきてね！） あとは絶景カリブ海と野生のイグアナ？
場所/カンクンからの所要時間	キンタナ・ロー州（カンクンと同じ州、リビエラマヤに位置する）/　国道　約２時間
行き方：団体ツアー	JTB海外オプショナルツアー参照
行き方：個人ツアー	専属ドライバーと行くプライベートツアー（チャーター）ガイド無し

 

 

 

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第3位はEk Balam（エクバラン/エクバラム）遺跡。

Balamと語尾が「m」で終わるので、「エクバラン」の発音に近いですが、日本語表記では「エクバラム」とされることのほうが多いようです。

マヤ語でEkは「黒」、Balamは「ジャガー」、合わせて「黒いジャガー」という意味を持ちます。

この遺跡は、チチェンイツァ遺跡とその近くの頃にある都市「Valladolidバジャドリ」にほど近い距離にありますが、チチェンイツァに比べるとだいぶ静かな遺跡で、ほとんど人がいません。

しかし、おすすめする理由はこちらです！

Ek Balam　：　エクバラン遺跡
少し前に親戚家族と行ったときの写真があったので・・ チチェンイツァに行った後に行くと、あれ？人が誰もいないぞ？！と思ってしまうひっそりとした遺跡ですが、実はこの遺跡は「登れる」数少ない遺跡なのです。（チチェンイツァも昔は登れましたが現在登れません）この遺跡も保存状態によっては、数年後も同じように登れるとは限りません。 32メートルの急な階段を上った先には360度のジャングルが見渡せる壮大な景色が待っています。 また、貴重な碑文やレリーフが大量にみつかっている遺跡であり、他の遺跡ではレプリカや補修されたものがほとんどの中、エクバラン遺跡のものは1000年以上ジャングルの中で埋もれていた中、奇跡的に状態のよいものがたくさん発掘され、オリジナル（本物）がほとんどという凄さです。
見どころ	32メートルの登れる神殿と登り終えた眼下に広がる壮大なパノラマ 状態の良い貴重な碑石やレリーフ 球技場 アルコマヤと呼ばれるマヤ独特のアーチ
場所/カンクンからの距離	ユカタン州バジャドリ付近/　カンクンから高速と下道、計約2時間半
行き方：団体ツアー	主要現地ツアーは取り扱いのないところが多いです。催行があるところはチチェンイツァと組み合わせたツアーになっていることがあります。
行き方：個人ツアー	専属ドライバーと行くプライベートツアー（チャーター）/ガイド無し

 

 

いかがでしたでしょうか？

歴史的にパワーを持った場所は、長い年月が経って朽ち果ててもなおパワーを持ち続けていると感じます。

 

カンクンはこのようにビーチリゾートだけでなく少し足を延ばすだけで、古代マヤ文明を垣間見れるチャンスでもあります。

 

マヤ文明のここが凄い！これを知って遺跡を見に行くのと、知らないのでは感動が雲泥の差！

最後に、私がガイド時代、散々お客さんに熱く伝えた「マヤ文明の凄いところ」を簡単に書いておきます。

マヤ文明は、見上げるピラミッドだけが凄いのではありません！

これを知っているのと知らないのとでは、「マヤ人、マヤ文明」に対しての見方がガラリと変わるかと思いますよ！

 

 

わかりやすい表意文字のわかりやすい説明はこちらを参照（Wiki）

ちゃんと「マヤ文字」の記載が！

 

わかりやすい20進法とマヤの「０（ゼロ）」の説明のわかりやすい説明はこちらを参照（Wiki)

ちゃんと「マヤ文明」や「マヤ数字」という文字が！マヤ数字の「０」に注目！

 

 

 

実は、私はガイドの仕事をする前は全く遺跡にもマヤ文明にも興味はありませんでした。

でも、少しずつ勉強し始めてだんだんその面白さにはまっていきました。

みなさんの中で「遺跡に全然興味なし！」という方も、少しだけもマヤのことを知って遺跡へ行くと「意外とおもしろい！」と思うかもしれませんよ！

 

 

JTBの回し者ではありませんがネットで予約できる現地の日本語ツアーを探してみたら、JTB海外オプショナルツアーが分かりやすくてよさそうでした。サイトを見てみると、下のような感じでチチェンイツァ遺跡やトゥルム遺跡のツアーがありましたよ。（イルカいいな～♡）

※検索表示は2017年7月のものです。正確な料金やツアー内容は各自でご確認お願いします。

 

 

団体ツアーが苦手な方、小さなお子さまがいるご家族、妊娠中の方、ご年配の方と一緒のお客様には、当サイトで手配できる個人ツアー（チャーター）がおすすめです！

 

自分の経験から、小さな子供が一緒だとガイドを付けても結局団体行動についていけないし、説明も全然聞く余裕ないので、ガイド無しでも安心していける、専属ドライバー付きの個人チャーターで行く遺跡見学がおすすめですよ！

それから写真が大好きな方にも、好きなところで車を降りれ、遺跡でも団体行動せず自分のペースで写真を撮れるのでおすすめです。遺跡以外にもフォトジェニックなところがたくさんありますよ！！

 

行き先、人数、食事を付ける付けない、などによって料金が異なりますので、まずはご要望をお伝えください。

一緒にベストなオリジナルツアーを作っていきましょう！

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カンクン空港ホテル送迎のご予約はこちら

 

あ、遺跡ツアーの持ち物も紹介しようと思っていましたが、長くなったので次回紹介しますね！

 

 

 

遺跡・セノーテへ行くならチャーター車がおすすめ /