ネットサーフィンしていたら、古い記事ですが、面白い記事と動画を発見しました。
日本人『食用サボテンおいしくない』ノパルガチ勢のメキシコ人がすごい勢いで伝えた適切な調理法「刺身じゃねぇ！」
これはメキシコ在住組は口出ししないわけにはいかないでしょう！笑
YouTubeのきまぐれクックの金子さんが、朝ごはんに『サボテンステーキ』を作ったという動画で、「ウチワサボテン」を焼いていました。
まずいと言ってたけど、すごいコメントの数で多分メキシコ人と思われる人たちも、食べ方を訂正してたりしてて面白かったです。他の方がコメントされてたように加熱が足りなかったんでしょう。
ということで、今回はメキシコのサボテンについて少し突っ込んで書いていこうと思います！
メキシコ＝サボテン は大袈裟だけどあながち間違えではない
メキシコは荒野の砂漠にサボテン。というイメージがあると思います。こんな感じ↓
メキシコ
これは間違いではなく、このイメージはメキシコの北部の景色。
でもカンクンなどに行くと、砂漠もこういうタイプのサボテンはありません。ちなみにメキシカンハットをかぶって髭を生やし、馬に乗ったおじさんもいません。これもメキシコの北部のイメージ。
でも、メキシコシティのテオティワカン遺跡で見たこんなサボテンや
テオティワカン
サボテン テオティワカン
テオティワカンの枯れた地に咲いてたタンポポ
テオティワカン遺跡はチチェンイツァ遺跡より歩くのね。。海抜0メートルのカンクンから行った我々にとって、標高の高いメキシコシティの遺跡はなかなか疲れました。汗
トゥルム遺跡で見たサボテン。イグアナがサボテンに座ってる奇跡の1枚！笑
トゥルム遺跡 イグアナとサボテン
こんな風に、砂漠じゃなくても自然のサボテンを見かけることが多々あります。
それとは別に、メキシコでは冒頭で紹介した記事や動画のようにサボテンを食します。それもフツーーーに。
うちわサボテン（食用サボテン）
見た目:
サボテンの平らで広い茎（パッド部分）が、食材として使われる部分です。緑色で、表面に小さな棘（トゲ）がありますが、食用にする際は取り除きます。
スーパーでも普通にキュウリを売るような普通の感覚で置かれています。
ちょっと違うのは、棘があるのでスーパーのおばさまが売り場でトゲを切り落として、下の画像のように仕上げ、お客さんはトングで袋詰めします。
Nopal
角切りにされたものもあったり。
角切りNopal
使いやすいカットサボテンは時短できるので主婦の味方！
冷凍Nopal
栄養価:
ビタミン・ミネラル豊富: ビタミンA、ビタミンC、カルシウム、マグネシウム、鉄分などが含まれており、栄養価が非常に高いです。
切るとネバネバしてるんですが、日本でもネバネバのものは栄養価が高いものが多いように、サボテンも例に漏れずネバネバで栄養価が高いのです。
食物繊維:
消化を助ける食物繊維が豊富で、血糖値の調整やコレステロールの低下に役立つとされています。
カロリー:
ノパルは低カロリーな食材で、ダイエットや健康を気にする人にとっても人気！
食べ方・調理法
1、生食:
サラダ（Ensalada de Nopales）: 軽く塩茹でしたのパルとトマト、玉ねぎ、チリ、シラントロ（コリアンダー）と混ぜて、さっぱりとしたサラダが作られます。ノパルのコリコリ、シャキシャキした食感と軽い酸味が特徴です。
白いのはパネラチーズ。ノパルとよく合います。
過去の記事▶︎伸び率０！パネラチーズは食べ方いろいろ
2、焼く・炒める:
グリル（Nopales Asados）: ノパルをグリルやフライパンで焼くのも一般的な食べ方です。軽く油を引いて焼くと、余分なぬめりが取れ、香ばしい風味が楽しめます。肉や他の野菜と一緒に料理することが多いです。メキシコではバーベキューのときも網のそばにサボテンをよくのっけてます。
炒め物（Nopales Guisados）:炒めて、タコスのトッピングとして食べたり。玉ねぎやトマトやチョリソ、卵などと一緒に炒めると立派な1品になります。
Tacos con Nopal
私がよく行くタコスやさんにもサボテンの炒め物がついてくるメニューもあります。私は塩をちょこっと足して食べるのが好き。
Nopal
煮込み:
カルド・デ・ノパレス（Caldo de Nopales）: ノパルをスープに加えて煮込む料理も人気です。トマトベースのブロスや他の野菜、肉と一緒に煮込み、さっぱりとしたスープが楽しめます。
モーレなどの伝統的なメキシコの見た目カレー的（？）な食べ物がありますがそれに、ノパルを加えることもあります。濃厚なソースとの相性が良く、ノパルの風味が料理にアクセントを加えます。
ジュース:
ノパルジュース（Jugo de Nopal）: 健康飲料としてノパルをジュースにすることもあります。ノパルをスムージーに加え、フルーツ（パイナップルなど）や他の野菜と一緒にブレンドして飲むことが多いです。特にダイエットやデトックス目的で人気があります。
だけど、私にはこれはちょっと生臭いかなー。
お菓子：
メジャーではないけど、サボテン入りのお菓子なんかも見つけることができます。私がコンビニで見つけたのは、パイナップルとセロリとサボテン。（買いませんでしたが）
サボテンクッキー
日本人の口に合う調理方法
上で紹介した調理方法でも、日本人の口に合うと思いますが、1番挑戦しやすいのはサボテンの佃煮。
サボテンは実は甘辛の味付けも合うんです！
細切りにして、醤油と砂糖で味付けすると美味しいですよ！青臭さが気になる人は、この調理方法だったら気にならないと思います。
カンクンの日本食レストランの「花いち」さんにもサボテンの佃煮がメニューにあって美味しいですよ！ホテルゾーンにあるので、日本食が恋しくなった方は是非行ってみてください。日本にないタイプの寿司ロールがありますが、どれも美味しいー！
味と食感
味はやや酸味があり、独特の青臭さがありますが、調理するとマイルドになります。
食感はコリコリ、シャキシャキとした歯ごたえがあり、調理すると粘り気が出ますが、この粘りもメキシコでは好まれています。ネバネバは正義！
文化的な意義
メキシコの象徴として、メキシコの国章にもサボテンが描かれているのをご存知ですか？
メキシコ国旗
メキシコ国旗に描かれたサボテンは、古代アステカ人の伝説に由来します。
アステカ人は、神の予言に従い、「鷲（ワシ）がサボテンの上で蛇をくわえている場所」に都を築くよう指示されました。
それで本当見つけて都を大文明を築いた、というんだからすごい。（伝説だからどこまで本当か知る由がありませんが、私はこういう伝説好きです！）
この場所は現在のメキシコシティにあるテノチティトラン。
この伝説が、メキシコの誇りと独立の象徴として国旗に描かれています。
ということで今回はメキシコのサボテン文化について話してみましたがいかがでしたでしょうか？
スーパーでわざわざ買って調理する機会はないかと思いますが、もしメキシコ旅行中、タコスやさんのトッピングで見かけてたら是非試してみてください！
恒例、私の趣味の楽天徘徊。（買えないのでウィンドウショッピングですけどね）
日本でも食用サボテンされてるんだ！
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春日井の 食べるサボテン【春日井ノパル 400gに増量しました】メキシコ生まれの健康野菜「ノパル/NOPAL」を春日井で栽培しています
意識高い系はこれ良さそう！
【ノパルパウダー（国産） 100g】/ ウチワサボテン 食用サボテン ノパル ノパール ノパレス NOPAL スーパーフード ダイエット 腸活 ビーガン メキシコ
これメキシコのスーパーでも売ってるの見かける！今度買ってみよう！
これこれ！これは本格的っぽい！（でも初めての人には見た目のハードルが高いかな？）
パーティー料理にピッタリ！食用サボテン塩水漬け（100g）食品 惣菜 多国籍料理 メキシコ トルティーヤ02P01Mar15
食べられないけど、可愛いの見つけてしまった、、スヌーピーのメキシコバージョン！めっちゃ可愛い♡
日本で着るのも可愛いけど、これ着てメキシコ旅行行ってもメキシコ人に話しかけられたり、人気者になれそう/
