今回ご紹介するのは、セビーチェ(Ceviche)というメキシコで人気のあるシーフード料理で、特に海沿いの地域やリゾート地で新鮮な魚介を楽しめる定番メニューです。酸味の効いたさっぱりとした料理で、暑い日にぴったりです。
過去に私が食べてきたセビーチェの写真の一部を載せながら紹介していきますね。
セビーチェってこんな料理
新鮮な魚介を使用
メキシコのセビーチェは、新鮮な白身魚やエビ、タコ、ホタテなどをフレッシュライムでマリネし、魚介の自然な甘さと柔らかさを引き出しています。ライムの酸味が魚を「調理」するため、加熱せずに生の魚介を楽しむことができます。
メニューはだいたい下の3種類があります。
- 魚(Pescado)
- 海老(Camaron)
- ミックス(Mixto)
個人的にはエビが大好きなので、エビだけのものを頼みがちですが、ミックスは魚とエビ以外にも、貝類やタコが入っていたりして色々試してみたい方におすすめです。
フレッシュな野菜がたっぷり
刻んだ玉ねぎ、トマト、シラントロ(パクチー)、(ときどきキュウリ)が加わり、魚介のさっぱりした味わいにシャキシャキの野菜が絶妙にマッチ。爽やかでヘルシーな一品となっています。パクチーが嫌いな方も多いかと思いますが、個人的にメキシコのものは癖が少なく食べやすいと思います!
トルティーヤチップスやクラッカーと一緒に
セビーチェは通常、トルティーヤチップスやクラッカーと一緒に提供されます。これを使ってセビーチェをすくい、サクサクした食感と一緒に食べるのがこれまた美味しいんです!
トルティーヤチップスやクラッカーは無料なので、無くなったら気兼ねなく追加注文されてください。
ヘルシーで軽い
セビーチェは魚介類と野菜中心の料理なので、低カロリーでヘルシーな一品。食事としても軽めで、ビーチやプールサイドでの軽食や前菜として最適です。
意外に、お腹いっぱいになるので、これだけで満腹になることもあります。
カロリーが気になる方は、トルティーヤチップを控えるのも手ですね。
メキシコの地域による違い
ベラクルス風セビーチェは、トマトベースで少し甘めのソースが特徴。魚介の旨味とトマトの風味が絶妙です。
ユカタン風セビーチェは、酸味が強く、ピリッとした味わいが楽しめます。カンクンなどのユカタン半島のレストランでは、さっぱりとしたタイプで、カンクンはこちらのタイプです!
危険な罠
カンクンがあるユカタン半島の人はハバネロが大好き。ハバネロ丸かじりも平気でするくらいで、レストランでは流石に丸ごとは出てこないけど、そのくらいハバネロは普通にサルサとして食事と一緒に出てきます。
そしてセビーチェとハバネロソースの組み合わせは最高!
ソース(サルサ)といってもタバスコのようなボトルではなく、生のハバネロの微塵切りにライムを絞ったものと合わせたものが多く、見た目が水っぽくハバネロも緑でピーマンの微塵切りに一見見えるので、知らずにかけたら辛すぎて命取り。
セビーチェは取り分けてシェアして食べるのがほとんどなので、プレートにハバネロをそのままかけてしまったら、辛すぎて同行者が食べられなくなることもあります。
必ず取り皿に1滴単位で試して、お好みに合わせて食べましょう!
他にも色んな種類のソースも持ってきてくれるので、ちょこっとずつ試してみるのもいいですね。
↓写真の中央ちょっと左にある緑のものもハバネロのサルサです
おすすめの楽しみ方
ビーチサイドや屋外で、冷たいビールやレモネードと一緒に食べると、リゾート気分がさらにアップ!
セビーチェの酸味が食欲をそそり、暑い日にぴったりのさっぱりとした料理です。
カンクンでは、シーフードレストランやビーチクラブのメニューにセビーチェがあります。
Guacamoleワカモレというアボカドディップと合わせるとこれまた美味しいので是非一緒に注文して欲しい一品。
ホテルのブッフェでも登場することが。下の写真では右のトレーがセビーチェです。左はまた別の料理。これも美味しいですよ!
海の眺めを楽しみながら味わうのにぴったりで、至福の時間が味わえますよー。
カンクンにいらしたら、ぜひ試してみてください /