とうとうトルティーヤ・プレス機を買いました!
トルティーヤプレス機とは、ソフトタコスの皮を作る機械というか、トルティーヤの素となる粘土状になっているトウモロコシの粉、または小麦粉を平べったい丸の形にプレスするのに使うものです。
そのあとフライパン(メキシコではコマルという淵のないフライパンのようなもの)で加熱します。
このプレス機を買う前は夫がお皿の裏で潰してせっせと作っていました。と言っても、我が家では、トルティーヤは基本的にトルティーヤ屋さんで買うので手作りすることはなく、子供たちが好きな「エンパナーダ」という、具を包んで揚げたものを作るときの為だけにプレス機が活躍しています。
しかし、私はこの領域には手を出さないようにしてるので作るのはメキシコ人の夫です。
なぜなら、私が作れるようになると私に担当が回ってきたり、夫がいないときでも子供たちが作って!と言われるのが面倒くさいので、「ママは作り方を知らない。これはパパだけが作れるもの」という風に軽く洗脳しています。(どんな母親)
メキシコではこのトルティーヤプレス機はスーパーでも買えますが、夫が「多分、市場で買うほうが安い」というので、市場にプレス機を探しに行きました。
スーパーで見つけたのはこちら↓
結果、スーパーで見たのは約20ドルで、市場で買えたのは約14ドル。安く買えたんですが、何よりもうれしかったのが、もう私好みのデザインだったということ!
見てくださいこれを!!
全く媚びのない、無骨なデザイン!
そして荒削り感が格好良く、一番私の心を突くのが「HECHO EN MEXICO」の文字とよく分からない真ん中のマーク(馬蹄?)。
私はメキシコの「MEXICO」という文字の並びを見るだけでも恋心を抱くくらい好きなのですが、それがこの色と形、質感、重さにMEXICOの文字が刻まれてて、
もう、惚れ惚れするほど渋く格好いいデザイン♡
使い勝手も凄くよく(使うのは夫ですが)、均等に薄く平たくなるし、重いので力を入れずプレス(平べったく)でき、今まで夫がお皿の裏でプレスして作ったやつより、プレス機で作ったほうが確実に美味しかったです。(夫よすまぬ)
Queso Oaxaca(ケソ・オアハカ:オアハカチーズ)という割けるチーズを包んで揚げたエンパナーダを作ってくれました。子供たちの大好物です。
作ろうと思う方は中身は何でも大丈夫です。好きなものを入れてください。
うちの子供たちはチーズだけのものが好きなのでチーズのみですが、大人用にチーズ&肉を入れたりもします。
もちろんチーズ無しでもいいし、お肉以外の例えばジャガイモ、シーフードでも美味しい。(生地に火がすぐ通るので、お肉やジャガイモだったらすでに調理されたものを包んでください)
こんな感じでプレスします↓。プレス機に生地がくっつかないようにビニール袋を切ったものに挟んで使います。クッキングシートとかでも大丈夫だと思う。
そして肝心の生地の写真がないことに今気付きました・・。
トルティーヤプレス機の素材は色々あり、我が家のは鉄だけど(何の鉄かよく分かりませんがとっても重い)、アルミ素材だともう少し軽いし、あとは木製のものもあります。
メキシコで買って帰るのもいいですが、重いので、調べたら楽天やアマゾンでも販売されているようなのでそちらを利用されるのも良さそうです。
Norproというメーカーが日本で売られているものが一番メジャーみたいです。レビューもよさそうだった。
トルティーヤプレス メキシコ製 鋳鉄 レッド VERVE CULTURE TORTILLERIA KIT ←ちょっと高いけど赤のもすごくいい!
あとはアマゾンでは他のデザインのものも見つけました。カッコいい!
ちなみにトルティーヤの素となるトウモロコシの粉が必要になるので忘れずに!
購入する場合「トルティーヤ」と検索しても、すでにトルティーヤになった商品ばかりがヒットするので、「マサ」と検索してみてください。
「マサ」はトルティーヤになる前の状態のものを「Masa マサ」と呼びます。
|
エンパナーダは油で揚げるのですが、タコスなら日本だとみんなでわいわいトルティーヤから手作りして、ホットプレートでトルティーヤを焼いて好きなものを挟んで食べたらとっても楽しいタコスパーティができそう!