私は初めて旅行でメキシコに来たとき、スーパーの中の「パン屋さん」のパンの買い方が分からず、しばーーーーーーらく右往左往していました。
カンクンのホテルゾーンにも大型スーパーができ、日本からいらっしゃる旅行客も気軽にスーパーに行けるようになりました。しかしパンの買い方が日本のシステムと微妙に違うので、きっと私の他にもパンの買い方を迷う方がいるはず!これを読んでメキシコ旅行を予習をすれば、きっとバッチリです!(パン買う人いないかもしれないけど書きますよー!)
この買い方はカンクン限定ではなく、メキシコ共通です。


メキシコのスーパーに入っている「パン屋さん」はテナントではなく、スーパーがパンを焼いている
日本のスーパーにあるパン屋さんは「テナント」として、美味しいパン屋さんが入っていると思いますが、メキシコのスーパーにあるパン屋さん(パンコーナー)は、それぞれのスーパーが独自に焼いています。
ちなみにどこのスーパーへ行っても、置いてあるパンの種類はほぼ同じで、変わり映えしません・・・。
ということで、スーパーに入っているパン屋さんのパンはスーパーのもの。
なのでお会計は、まとめて他の商品とスーパーのレジで清算します。
メキシコのパンは安い!
下の写真はカンクンのセントロの「Soriana/ソリアナ」というスーパーのもの。

値札が見えますが、ひとつ「7,5ペソ」
地元の感覚からすると70円~80円感覚ですが、
実際のレートでいうと「40円ちょっと」です。
ドーナツは5ペソくらいなので「30円」くらい(レートは2018年2月のものです)
安いですね!
カンクンのホテルゾーンの値段はもう2ペソくらい高いかもしれませんが、11円ちょっとの差くらいです。
カンクンでこの値段なので、メキシコの他の都市や地方に行くともっと安いのではないかなと思います。
パンの買い方
パンコーナーのどこかに大きなトレイとトングがあるので、お好きなパンを取ります。

取り終えたら、パンコーナーにあるカウンターへ持って行きます。
係の人がいるのでパンを袋詰めしてもらい、シールで袋を留めてくれます。
そのシール自体がバーコードと値段表示になっているので、それをスーパーの他の商品と一緒にレジで支払います。
※パンコーナーのカウンターにはレジはありません。「値付け」のみです。
スーパーの中のお惣菜が置いてある近くにフードコートがあることがよくあります。
もしそこでパンやスーパーの商品を飲み食いしたい場合は、フードコートのレジで商品の支払いをし、その場で食べることもできます。
メキシコのパンは「朝ごパン」ならず「晩ごパン」
日本ではありえませんが、「パン」は夕食にすることが多いです。
食事と一緒に食べるようなフランスパンとかではありませんよ。
「菓子パン」です。菓子パンが夕食です。笑
メキシコの食事は、遅めの昼食(お昼の3時近く)が1日の一番のメインで、夕食は軽く済ませることが多いのです。(※とはいえ、夕方からのみオープンするタコス屋さんもたくさんあります)
住宅街は夕方になると、パンの移動販売が毎日通り、呼び止めて「夕食=菓子パン」を買い求めることができます。
私も初めはありえない!と思っていましたが、慣れてくるもんですね・・。
日本の母には大きな声では言えませんが、子供の晩ご飯パンだけのときもありますよ(秘)
「郷に入っては郷に従え」です。笑
(メキシコ人やよくやる、パンをコーヒーやチョコレートドリンクに浸して食べるのは未だに慣れませんが・・・。メキシコ人の旦那も甘いコーヒーにパンをひたひたにさせて食べますが、「パンの食感無くなるやん!」と心の中で抗議してます)
Photo by http://cards.digitarjetas.com.mx/gorditas-maria-elena/
この、ひたひたスタイルはきっとメキシコだけでなく外国では多く見られる
メキシコの軽めの夕食に慣れると、日本へ里帰りしたときに日本の晩ご飯が重く、翌朝の調子がいまいち悪かったのを思い出しました。といいつつも日本のご飯が美味しすぎて胃袋がいくつあっても足りませんでしたが。。
日本の美味しいパンに比べると、いまいちパッとしない 素朴なメキシコのパンですが、メキシコ旅行滞在中の晩ごはんではなくても、メキシコの朝ごはんにいかがですか?