今回、5年ぶりに日本帰ったのですが、日本に帰ったら「運転免許の更新」だけは忘れずにやっておきゃなきゃと思ってました。
免許の更新期限が切れてるのは知ってたけど、前回一時帰国したときに、海外在住は「やむを得ない」という理由に当てはまり免許更新ができたので、今回もそれでいこうと思って特に心配してませんでした。
念の為、必要書類や金額を確認する為に免許センターに電話をしたら、
な、な、な、なんと!
私の免許はすでに「失効」になっているらしい!( ;∀;)
あんなに頑張って教習所行って、たくさんお金払って苦労して取った運転免許証が「失効」?!
ちょっとどうにかならないの?!
途方に暮れていましたが、「その方法があったか!」という方法で免許を復活させることができました。
もし、同じような状況で頭真っ白になってる方がいれば、この方法で免許を復活させることができるので、条件が揃っている方は是非!
免許を復活させることができる期間
免許を復活させるというのはちょっと語弊があるかもしれません。
まず海外在住で免許更新期限日から3年以内に日本に行く人は、大丈夫。
上で少し書いたように「やむを得ない理由」という扱いとなり、違反者講習を受けてその他の手続きをすれば免許の更新ができます。
ただその期間に日本に帰って来てて免許の更新に行ってなかったのであれば対象にならなかったはずです。
私は、前回この方法で更新したので、今回も同じように違反者の方たちと違反者講習を受けるつもりだったんですが、事前に免許更新センターへ電話をしたとき「免許更新日から3年以上経ってるのであなたの免許は失効してます」と言われたんですね。
最初は、『そんなことない、前回日本帰った時も、同じように期限が切れてたが、「やむを得ない理由」として失効免除され、違反者講習を受けて免許の更新ができた』
とごね(?)ました。
でも、よくよく聞くと私が3年以上たって更新したというのは自分の勘違いだったようで、法律を確認してもやっぱり3年以上は失効だそう。ということは前回更新した時は3年以内に日本に帰ってたんですね。全然覚えてなかった。笑(しつこく「前回は更新できました!」とか言ってほんとすみませんでした・・)
ちなみに、最初、免許センターでよくわからないまま言われるがまま講習を受けていて、講習中に「違反者講習」という言葉が頻繁に出てくるので怪しく思い、なんで私はこの講習受けてるんだ!絶対私間違えてここにいる!と焦って、教官に訴えたものです。
結局、私は違反してなくても違反者講習を受けなきゃいけなかったんですが、この講習の長いこと長いこと! 午前も午後も講習受けなきゃいけませんでした( ;∀;)
でもまぁ、免許が切れててもこれで更新してもらえるだけでもありがたいんですがね。
期限内に更新しないと、たとえ優良運転者でもずっとゴールド免許はもらえないので、私は免許取って20年くらい経ちますが一度も違反したことなくてもゴールド免許はもらえてません・・。
海外在住で免許更新期限から3年以上たって失効してしまってる場合、コレがあれば免許を復活できる!
あなたが海外在住でその国の免許を持っているのなら、日本へ一時帰国するときに必ず外国免許も持って行ってください。
「海外の免許証から日本の免許へ切り替え」とすることで、日本の免許が再取得できます。
通称『外免切替』
私はたまたまメキシコの運転免許証を持ってきたのでラッキーでしたが、これがなければ危うく本当に日本の免許を失効するところでした。( ;∀;)
余談ですが、私の住むメキシコは筆記試験も実技試験もなく、お金を払えば免許がもらえる(買える)し、欲しい年数も決めれる上に(年数によって値段が違うだけ)、ときどき「今なら、運転免許、2人で1人の値段!」みたいなキャンペーンまでやってます。ちなみにメキシコ人のほとんどが教習所に行かずに、お父さんとかから教えてもらいます。いきなり路上。笑
一応、メキシコの免許証にも有効期限はあるけど、切れていてもまた行けばなにも咎められずに普通に取得できます。
なので、私が日本の免許の更新に必死になっていると、メキシコ人の夫は、「別にいいやん日本で運転しないっしょ」と言うけど、日本で運転することはないかもしれないけど、日本の免許証取得の大変さが全然分かってない!
どんだけ時間とお金がかかったと思うんだい。
日本人が海外の免許証から日本の免許証に切り替えに必要な物
ここで必要なのは国際免許証ではなく、「外国免許」海外の免許証のこと。
私が外国免許(私の場合はメキシコの免許)から日本の免許証への切り替えに必要だったものを紹介しますね。
直接、免許センターに電話した時に聞いて、実際持って行った書類などです。(2019年9月)
念の為、お住まいの各免許センターで事前に確認するのをおすすめします。
必要書類と申請費用
事前に準備が必要な書類に✔マークを付けています
- 本籍が記載されている住民票または戸籍抄本 ✔
- パスポート
- 有効な外国免許証
- 外国免許証の翻訳文 ✔
- 居住証明書 ✔
- 写真2枚
- 申請 6000円
補足(重要)
上のリストをもうちょっと詳しく説明
❶ 住民票または戸籍抄本1通
本籍が記載された住民票。でも私もそうだけど、住民票を抜いてる海外在住の人も多いはず。その場合はわざわざ住民表を戻さなくても「戸籍抄本」でOK。謄本ではなく抄本
❷ パスポート
ここで大事なのはパスポートに日本帰国時のスタンプがあること。帰国1か月内でしか手続きできないそうです。あと日本を出国したときの日付も必要だけど私はパスポート更新をしてたので前のパスポートは持っていませんでした。(海外に住んでいても日本大使館を通してパスポート更新をしてもらえます。私の場合は在メキシコ日本大使館)
❸ 有効な外国免許証
有効期限内のもので、交付日から3か月以上の滞在期間があること
❹ 外国免許証の翻訳文
JAF(日本自動車連盟)で翻訳したもの。自分で翻訳したものではダメです。
福岡の場合は早良区室見にJAFがあるので行って来ました。1時間ほどでできあがりましたよ。
営業日 / 月~金曜
受付時間 / 9:00~16:00
費用 / 3000円
❺ 居住証明証
居住証明証の書き方も電話口で教えてもらいました。
居住証明証
手続きする本人の名前(ここでいえば私の名)、生年月日
上記の者は現在海外在住の為、一時帰国中は下記の住所に滞在します。
滞在先の住所(私の場合実家の住所)
証明人の住所と名前(私の場合、実家の住所と父の名前) (印鑑)
❻ 写真2枚
免許センターでも撮れます。この写真は申請用なので、この写真が免許に載るわけではありません。免許にのる写真は係りの人が撮る写真。
❼ 費用
6000円(2019年8月)
事前に利用する免許センターで確かめておきましょう。
筆記試験や運転技能テストについて
JAFで海外免許の翻訳に行ったときにもらった案内に、「適正テスト」「交通規制の知識確認」「運転技能テスト(センター内を実際に走行)」が手順に入ってて、私もハラハラしましたが、
これらは外国人が母国の免許から日本の免許に切り替えるときに必要であって、私のように元々日本の免許を持ってる場合は試験は免除になります。テストは視力検査のみでした。
こうやって、私は無事、住んでる国メキシコの免許を使って失効していた日本の免許をまた取得することができました。
ただし、緑のラインが入った初心者の免許に戻ってた!(´-ω-`)
お住まいの国や、更新される日本の免許センターによって異なることもあるかもしれないので、必ず免許センターへ行く前に電話などで確認されるのをおすすめします。
海外に住んでいて外国免許はあるけど、日本に帰ってなくて日本の免許が失効してる人は、諦めずに日本に一時帰国したときに手続きしてみてください。
日本帰国してから1か月以内のみ申請ができるそうです。
日本の免許を復活させたい方は、早めに申請しましょう!