メキシコ基本情報
メキシコの場所
「メキシコってどこ?!」
実はカンタン!
メキシコはアメリカ合衆国のすぐ下にあります。
メキシコは「中南米」と混同されることが多いのですが、
メキシコが位置するのはアメリカ合衆国の下「北アメリカ南部」にあり、
中南米には位置していません。
中米はメキシコの下、上の地図でいうと
Guatemala(グァテマラ)からPanama(パナマ)
までが中米となります。
メキシコ国旗と国章
メキシコの国旗は、左から緑・白・赤の配色、
中央に国章をほどこしたものです。
緑は「国民の希望」
白は「宗教的純粋さ」
赤は「国に殉じた愛国民の血」
を表しています。
メキシコ国章はこちら↓
中央の国章をよく見てみると、
「鷲(ワシ)が岩に生えてるサボテンにとまって蛇をくわえてる・・・?!」
なんだか不思議な絵柄ですね・・・。
実はこれ、アステカ神話から来たものなんです。
アステカの民がウィツィロポチトリ神(Huitzilopochtli)の「サボテンの上に蛇を食らう鷲(ワシ)がいる土地に首都を創設せよ」という神託により、それをを探しに探して200年(!!)、そしてついにテスココ湖という湖で神託に適う土地を発見し、創建しました。それが現在のメキシコシティなのです。
ウィツィロポチトリ神(Huitzilopochtli)はこんな感じの神様です。
200年もかけてやっとサボテンにとまった鷲を見つけた場所が湖・・・。
そこに創建したということは・・・??
あs本当はメキシコの首都はは元々、「湖」だったんですねー!!
今では大都市メキシコシティ、世界第4位の人口を持ちますが(約885万人←ニューヨークの人口より多いのです)その人口を支える地盤って・・・。
アステカ時代の湖
1847年
「メキシコ」という国名の由来
メキシコという国名は「Mexico」と書き、
スペイン語読みでは「メヒコ」と読みます。
これは独立戦争の最中の1821年に決定されたもので、
アステカの言語ナワトル(nāhuatl)で、「メシトリの地」という意味です。
メシトリ(またはメヒクトリ)とは、アステカ族の守護神であり、
太陽と戦いと狩猟の神であるウィツィロポチトリ(上写真参照)の別名で、
「神に選ばれし者」という意味があります。
アステカで最も信仰されたこの神の名に、
場所を表す接尾語「コ」をつけて、
この地における国家の独立と繁栄に対する願いを込めたそうです。
メキシコ基本情報
公用語:スペイン語
通貨:ペソ
首都:メキシコシティ
人口:1億2千万人(世界第11位/スペイン語圏内人口1位)
面積:19.225.550㎢(日本の約5倍)
メキシコにはマヤ人、アステカ人などといった数多くの知的民族がいましたが、
1517年にスペイン人のエルナンコルテスが今カンクンのあるユカタン半島を発見し、
徐々にスペインによる先住民族の迫害、そしてアメリカ大陸の植民地化が始まりました。
そういった歴史により、メキシコの公用語はスペイン語となっています。
メキシコってどんな言葉しゃべってるの?
よくメキシコ語ってどんな言葉ですか?と聞かれますが、
メキシコ語ではなくスペイン語です^^
Hola!オラ
や
Amigo!アミーゴ
など一度は耳にしたこともあるかと思います。
しかし、スペインのスペイン語とメキシコのスペイン語は色々違うところがあり(動詞の活用の変化や言い回し、しゃべり方)、メキシコへ旅行や移住なら「スペイン」のスペイン語会話帳ではなく「メキシコのスペイン語」に特化したものが断然おすすめです。
私も初めてメキシコへ旅行へ行くときに、色々買ってみましたが、結局メキシコ旅行からメキシコ移住までしっかり使えたのは、意外に(?)イラストばかりの 旅の指さし会話帳というシリーズの「メキシコ(スペイン語)」でした。
私が初めてのメキシコ旅行の前に、「スペイン語ならスペイン版を買ったほうがいいのではないか?」と思ったけど、「メキシコ版」のほうが個人的に好きな感じのイラストだった理由でメキシコ版を買いましたが、大正解!
ただの外国語の会話帳ではなく、その国の特徴をとーってもよく掴んでいて、
イラストの国民性の感じや、食事や食べ物、その国だけの独特な言い回しが丁寧に載っていて、
メキシコ人に見せると毎回大うけでした。
明らかに使わないような会話例がたくさん載っている旅行用の会話帳より、
食べ物の単語や使えるフレーズがたっぷり載ってるこの旅の指さし会話帳、
その後、私がスペイン語が分からないままメキシコに飛び込み移住したときにも
一番役に役にたった外国語習得の本でした。
メキシコ・カンクンへハネムーンでも、
バックパッカーでも、
メキシコ出張でも、
メキシコ駐在でも、
メキシコ移住でも、
メキシコに行くならこの本は、絶対おすすめですよ!