セノーテというとカンクンから2時間ほど南下したトゥルム遺跡からほど近くの「グランセノーテ Gran Cenote」が有名ですが、カンクンのあるユカタン半島には無数のセノーテが存在しています。
それぞれ個性をもったセノーテが揃ってますが、今密かな人気のセノーテはここ「スイトゥン セノーテ Suytun Cenote」!
グランセノーテとは全く違った方面にあり、ピラミッドで有名なチチェンイツァ遺跡があるユカタン州に位置します。
スイトゥンセノーテの見所は、セノーテの天井から差し込む光の神秘的な地形にあります。
陥没型のセノーテでグランセノーテとは水の見え方が違い、グランセノーテはターコイズブルーの美しい青の洞窟のようなセノーテですが、スイトゥンセノーテは、地下へと降りて行き、薄暗く静かで大きな洞窟にいる気分。水は透明なのですが、暗さゆえに青さは一切見えません。
しかしながら、天井から差し込んだ光がスポットライトのように差し込み、その姿は神々しく見えるほどです。
そんなスイトゥンセノーテに先日行って来たのでご紹介しますね。
入場券を購入してからセノーテへ辿り着くまでこんな道をしばらく歩いて行きます。
<Suytun Cenote> 入場料 125ペソ
やっと入り口です。
この階段を下りて行きます。
よくグランセノーテへのツアーご希望のお客様に、「朝1番のセノーテが水が綺麗なのでオープン時間に合わせて到着したいです」という依頼があるのですが、ユカタン州に多いこういった陥没型のセノーテはターコイズブルーや透明度を楽しむセノーテではなく、神秘的な地形や差し込む光を楽しむセノーテが多いので、スイトゥンセノーテのように光のスポットを楽しむタイプのセノーテは太陽が昇ったころのお昼の時間帯のほうが上から光が下へ直射して見ごたえがあります。
ただ、私が行ったときは曇っていたので、これでもぼやけた光になってしまっているのですが、晴れた日(基本的にいつも晴れてる)はもっと強烈な光のスポットが当たります。
本当は下のあの舞台のようなとこに行って写真を撮ってもらうのがベスト(とか言いながら自分はその写真がないんですが)。日本人の団体のお客さんも来ていらっしゃいました。
ハイシーズンは写真を撮る人で並びますが、その価値はありますね。
魚もいます。
繰り返しますが、晴れてたらもっと光の筋が思いっきり差し込むのです。インスタグラムなんかを利用してる方はSuytunのタグ検索されるとたくさん写真がアップされてるので、行く前にどんな写真を撮りたいかアイディアを練るのも楽しそうです。
Suytunスイトゥンセノーテはユカタン州にあるので、方角の全く違うグランセノーテやチチェンイツァ遺跡、さらにはピンクレイクを組み合わせると大移動となり急ぎ足の弾丸ツアーになってしまいます。
日にちに余裕がある方は下のように位置関係で分けて、2日かけて周られるのがおすすめです!
❶(キンターナ・ロー州にある人気の見所)トゥルム遺跡、グランセノーテ、ドスオホス
❷(ユカタン州にある人気の見所)チチェンイツァ遺跡、スイトゥンセノーテ、イキルセノーテ、更に遠いけどピンクレイク、リオラガルトス