2017年9月8日メキシコ南西沖の地震について
今朝(9月8日)、子供たちの学校の準備をするのに朝5時過ぎに起きると、携帯に日本の家族・友人から「メキシコで地震あったみたいだけど大丈夫?!」というメッセージで、メキシコのオアハカ州やチアパス州で地震が起こっていたことを知りました。(みんなありがとー!)
急いで調べてみると、9月7、8日の地震のマグニチュードは当初8.4と出ていましたが、8.2に訂正されたようです。
確認されている死者は少なくとも15人と言われています。今回の地震とは少し離れてはいますが、メキシコの首都メキシコシティは地盤が弱く(昔、湖を埋め立てた都市)過去に大地震が起きたので、もしかするとその後の新しく建てられた建築がどう変わったかは分かりませんが、基本的にメキシコの建築は地震に耐えれるように建てられてないので心配です・・。
(追記:その後死者27名に増えました・・。)
メキシコ・チアパス地震の震源地
メキシコ時間2017年9月7日の午後11時49分(日本時間8日午後1時49分)から8日の早朝にかけて起こったメキシコの地震の震源地は、メキシコ中央南部沖のChiapas(チアパス州)、Oaxaca(オアハカ州)辺りです。
オアハカ州は、メキシコの民族色が強く残る州で色鮮やかな刺繍が有名だったり、チアパス州もオアハカとはまた違ったテイストの民族色が残る町や村があり、その中でもサンクリストバル・デ・ラス・カサスという町は近年人気で海外からの観光者がとても増えています。またパレンケという有名な遺跡もあるところです。
地震による被害
かなり大きな被害が出ています・・。
1985年に起きたメキシコシティ大地震
今回の地震は「ここ100年で最大の地震」と出ていたので、過去1985年に起きた死者約1万人を出したメキシコシティの壊滅的な大地震があったよ?
1985年メキシコシティ大地震の様子
と思ったら、震源の深さや震源地との距離の差によるものらしいです。
メキシコ人の夫がいつも「9月に何かが起こる」と言ってるのを思い出しました。1985年の大地震も9月、今回も地震も9月、メキシコ独立革命が起きたのも9月。メキシコではないけど9.11も9月・・。
余震や地震による津波の心配もあるようなので警戒が必要です。
地震によるカンクンの津波の影響
各地の地震や津波の心配で休校などになっているなか、カンクンのあるユカタン半島キンターナ・ロー州は今のところ、学校も通常運行で、地震や津波の心配は出ていません。
ユカタン半島は地震プレートが走ってないそうです。
余震や津波の心配がされていますが、それ以外もハリケーンもIrmaイルマやKatiaカティア、Joseホセの3つも同時発生してるし、
カンクンへの直撃はなさそうと言われていますが、どの地方も大きな被害が出ないことを願うばかりです・・。