(写真はカンクン空港ターミナル3の手荷物検査場の様子です)
カンクンにお越しになられる予定の方で、カンクンでのコロナウイルスってどんな感じなんだろう?と心配されてる方も多いはず。
今回はカンクンのコロナウイルスについて少し書いていきたいと思います。といっても個人的には気にしていないのであんまり情報は持ってないのですが、
カンクンで暮らしていて住民のコロナウイルスについての反応という目線で書いていきますね。
カンクン住人のコロナウイルスへの反応
ざっくり言うと、「カンクンではみんな大して気にしていない!」です。
日本人のようにマスクをするという意識がないので元々マスクをしている人がいませんが、今回のコロナウイルスの騒ぎがあっても誰もマスクはしていません。
ごくごく稀にマスクしている人がいるくらいです。
コロナウイルスじゃなくても気温と湿度があるせいか、カンクンでは基本的にインフルエンザも蔓延することがないのでウイルス性の感染に対してのんびりしてる感じです。
でも、昨日小学生のうちの子供たちが「マスクしよう!」と言ってきて、聞いたらクラスで1人ほどマスクしている子がいるようです。(2~3クラスに1人くらいの割合だと思います)
でも子供たちはマスクが珍しいのでちょっと格好いいから自分もしたい。という感じでしたけど・・。
カンクンではマスクが売り切れになってることはなさそうなので、見つけたら買っておくのもいいかもしれませんね!(というより5~10枚入りくらいの少数タイプしか見たことありません)
ただ日本の立体型とか、そんな気の利いたタイプのマスクはなさそうです・・。
カンクンにおけるアジア人に対してのコロナ差別
ネットでは今回のコロナウイルス騒動で海外でアジア人を見かけたら差別されたといった記事を見かけたことがありますが、
メキシコ人自体あんまり陰湿な差別がないせいか、カンクンで暮らしていても私を見て「コロナウイルスだ!」とかといった反応をされることは今のところ一切ありません。
カンクンは観光地なので旅行客として来てもそういった反応をされることはないんじゃないかなと思います。
ただ、いろんな国からお客さんが来てるので、それぞれの個人的な反応は違うかもしれませんね。
コロナウイルスにおけるカンクンの観光業的打撃
そんな感じでカンクン自体はまだコロナウイルスに対しての脅威はありませんが、観光業的には大打撃を受けています。
近年多くの中国人観光客がカンクンに来ていたために、例えばツアー会社、送迎会社、ホテルなどお客さんの減少で打撃が。
日本からのお客さんもやはり減っていて、当サイトでご予約いただいていたお客様もキャンセルされるお客様がいらっしゃいます。
私がカンクンからダラスに行ったときに感じたこと
ちょうど先週の2月28日から2日間カンクンからダラスに行ってたんですが、カンクン空港そしてダラスDFW空港でもマスクをしてる人もあまり見なかったり、唯一マスクをしてる人は日本人らしき人(またはアジア人)でした。
日本人だからと「近寄るな」みたいな目で見られることもありませんでした。
メキシコでのコロナウイルス感染
メキシコの他の州ではイタリアに旅行したひとが感染したという情報がありますね。
カンクンではまだ感染者はいないようですが、先日カンクンから少し行ったコスメル島に来る客船(フェリー)の乗組員のひとりがコロナウイルスという情報が回ってきたのですが、結局それはデマというかコロナウイルスではなかったようです。
最後に
10年ほど前の2009年にカンクンでは「豚インフルエンザ」が流行りました。当時は日系旅行会社で働いていて日本からのお客さんがいなくなり仕事が数か月休みになったことがあります。
ちょうど妊娠中でした。
結局、この豚インフルエンザも本当に感染者がいたのだろうか?と思うほど、騒がれた割には詳しいニュースもなく、知り合いに(とまでいかなくても知り合いの知り合いとか)豚インフルエンザにかかったという話を聞くこともなく、数か月で騒ぎは収まりました。
今回のコロナウイルスも