私のメキシコ人夫との、どうでもいい日常を少し。
突然ですが、私は耳掃除が好きです。
(というより耳になにか突っ込みたい衝動に駆られる・・)
耳掃除が好きすぎて、耳に悪いと分かっているけど、毎日グリグリやってしまう私なのですが、あるとき日本から黒綿棒が届きました。
私、黒綿棒大好きなんです。
黒綿棒考えた人ほんと天才ですよね。
ある日、夫がその黒綿棒を使っているのを見て、イラっ・・。
「ちょっと!私の黒綿棒使わんでよ!」(心の中の声)
白い綿棒を使い切ってたので、そこにあった黒い綿棒を使って当然ちゃ当然なのですが、本心をいうと、メキシコ人の夫に黒綿棒使わせるのもったいないんですよね。笑
ケチで意地悪な妻ではなく、ちゃんと理由があるので聞いてください。
メキシコ人夫に黒綿棒を使ってほしくない衝撃的理由。それは、〇〇が××だから!!
黒い綿棒のパッケージを見ても分かるように、黒である最大のメリットは「汚れがハッキリ見える」こと。だから私も大好きなんですけど。
でも、この黒綿棒、どの人間の耳垢もハッキリ見えるわけじゃないんです。世界全体で見れば、黒綿棒じゃハッキリ見えない耳垢を持つ人間のほうが地球上に多く存在してるんです。(話が大きくなってきてる)
では、選ばれし耳垢を持つ人間(?)とは?
黒綿棒に選ばれし(?!)耳垢を持つ人間とは
耳垢には種類があります。
- 粉耳(耳垢が乾燥してるタイプ。私は「カサ耳」と呼んでる。カサカサしてそうだから)
- 飴耳(耳垢が湿っているタイプ。私は「濡れ耳」と呼んでます)
中学か高校のとき「優性の法則、劣性の法則」を授業で受けたとき、「耳垢が湿ってる人」が存在してると初めて知って、
凄く衝撃を受けたのをいまだに覚えています。
「え?!耳がずっと濡れてるとか本人気持ち悪くないの?!」って。(濡れ耳の方すみません・・)
そんな私が、メキシコ人の夫の耳垢状態を知らず結婚し、子どもが生まれて「え、自分の子濡れ耳やん!どこから来た遺伝と言えば旦那経由しかない!学校の授業で衝撃を受けた、あの濡れ耳だったのか!」という経緯で旦那の濡れ耳発覚。笑
そして本題に戻りますが、この濡れ耳の人の耳垢は黒綿棒じゃ見えないんですよ。カサカサ耳の人のように見えないんです。
黒綿棒は、乾燥した耳垢だから見えるのであって、湿ってると見えません。
そう、なので、ここで高級品の黒綿棒を旦那が使っていたら、「ちょっと!どうせ黒綿棒じゃ何も耳垢見えないんだから、普通のどこでも買える白綿棒使ってよ!」と思うんですよね。笑
ここカンクンでもとあるお店で黒綿棒が買えるようになったんですが、日本だと100円くらいで買えるものと考えると、メキシコで買うと高級品!
日本人はほとんど粉耳だが、世界的に見ると飴耳が多い
外国人の方に濡れ耳が多いそうですよ。
国際カップルの方は、パートナーがどんな耳が確かめてみるのも面白いかもしれませんね。将来子供が生まれたら、優性遺伝その子も飴耳になる可能性が高いですよね。(学校で習ったかと思いますが、優性遺伝はその性質が表面に出てきやすいだけで、優秀とかとは違いますよ)
国際結婚が増えてきた今、優性の法則で日本でも濡れ耳率が少し上がって来るんじゃないかなと思います。
あと「ごっそり見える!」みたいなパッケージの黒綿棒も、濡れ耳の多い海外で売るときは、「湿ってる耳の人のは見えませんけどね」みたいなのを注意書きを書いたらいいのになと毎回思います。
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耳垢に関して色々見てたらすごい記事を見つけましたよ。
http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/12niikawa/
1つの遺伝子のほんの僅かな違いによって、人間の耳あかが乾燥したタイプ(乾型)になるか、それとも湿ったタイプ(湿型)になるかが決まることを長崎大学大学院医歯薬学総合研究科の新川詔夫教授らの研究グループが発見しました。勿論、世界初の発見です。耳あかのタイプで薬の効き方が違ってくることも見つけています。耳あかから個人化医療(オーダーメード医療)の道が開けるかもしれません。
そんな私の欲しいもの
耳垢の話ばかりして申し訳ないのですが、もうずっと前から買おうか悩んでるのが、こういう耳スコープ。
これ見ながら子供の耳掃除したりしたい!
ミクロスコープになってるから、色々見れるし!(色々って何を?)
私に「黒綿棒使わんでくれん?」と内心思われている夫に「こういう耳の中見れるやつ欲しい!」と言ったら、「いや、そんなの見んでいいやろ。変態やね」と言われました。。
そしたらある日、7歳の息子がYoutubeでひたすら耳掃除動画を上げてる耳掃除のプロ(日本の耳掃除屋さん)のチャンネルをひたすら見てました。笑
見てた息子にも驚いたけど、そのチャンネル登録者数の数がすごく多いことにびっくりしました!
旦那よ!
見よ!日本人の耳掃除に賭ける情熱を!