先日マグニチュード8.2の大地震が起きたばかりなのに、2017年9月19日の今日、またもメキシコで大地震が起きました。
そして奇しくも32年前の1985年に起きたメキシコ大地震と同じ日なのです・・・。
先日のオアハカの地震のあと、独立記念日を迎えたばかりでした。。
今回の地震はメキシコ時間の19日13時過ぎモレロス州とプエブラとの州境付近を震源地とした、マグニチュード7.1の強さです。
https://www.youtube.com/watch?v=zfhiBF49zx0
https://www.youtube.com/watch?v=GL5c8kOcfYI
下の動画は地震当時の世界文化遺産のソチミルコの様子。川ではありません。普段は流れもない水上をイタリアのベネチアのように遊覧船をのんびり楽しむスポットです。
時間が経つにつれて、どんどん被災地の様子がインターネットにあがってきて、被災の様子が明らかになってきました。
現在夜11時ですが、今も倒壊したたくさんの建物の中に生存者の捜索が続いてます。
3階建ての小学校が全壊して約30人の子供たちがまだ見つかっていないというニュースも見ました・・。
私自身も3人の小さな子供がいるので、まだ見つかっていない子供の親たちのことを考えたら本当にいたたまれません・・。
(上の動画はライブ配信です)
今回のメキシコ大地震は都市全体がというより、数多くある古い建物、劣化した建物、劣悪に建てられたもの、、そういった建物が、うねりを上げてぺしゃんこになっていってるように見受けられました。
高層ビルからみた地震当時の動画からも、まるで爆弾(比喩)が落ちたところだけ土埃をあげて崩れ落ちていってる感じで、もしかすると、地震に対する建築基準のある日本の建物だったら、ここまで被害がなかったのかもしれなかったと思うと・・・。
また、救援捜索の様子を見てると、軍隊や消防はもちろんですが、メキシコ人の一般人の救助の力がすごいと改めて思いました。
先進国だったら、「危ないから一般人は入ってはいけません」と言われかねない、本当なら避難しているはずの人たちが、倒壊したアパートやマンションに上り、ありえない数の一般人が休むことなく人命救助を続けています。
私は夫がメキシコ人、子供たちもメキシコ生まれということもありますが、3人目を出産したときに出血多量で意識不明になり、メキシコ人の血液を外国人の私に3袋(約1.5リットル)を輸血してもらいました。
私が輸血を受けるために、代わりに3人のメキシコ人の家族や私の知らない夫の友人や、その友人の友人が献血をしてくれました。(メキシコは輸血を受ける際、代わりに3人の献血者を同時に要求されます。しかも退院するまでに誰かに献血に行ってもらいけない。しかも朝6時とか7時に献血に並んでもらわなければいけない。私の場合は献血に行ってくれたけど、それぞれの理由で献血されず返されたりして、結局6人に行ってもらいました。本当に感謝です※その血が直接輸血されるわけではありません。血液バンクへ保存されます)
それがあってから、いつも心の奥にメキシコ人への特別な感謝の念があります。
私の大好きなメキシコがまた立ち上がって、みんながいつも通りの生活ができますように。
うまく言葉が見つからないので、このまま投稿します。