イベント・行事

ハロウィンにも使える「死者の日」男の子&女の子メイク。

世のハロウィンが近づいてくると、メキシコの「死者の日」ももうすぐです。

メキシコの死者の日は11月1日、2日。

ハロウィンとごっちゃにされることが多いですが、異なるもので、どちらかと言えば日本のお盆に近く、死んだ人の魂を迎えて一緒に過ごす日です。

ただ日本のお盆と違うのは、さすがメキシコ!

しっとりして死者を迎えうのではなく、わいわい楽しく迎えるのがメキシコ流。

そしてこの時期には骸骨もたくさん出回ります。

ピクサー映画「リメンバー・ミー」がメキシコを舞台、そして死者の日を題材にしたもので、ピクサーの世界観とメキシコのスピリットが見事に融合された素晴らしい映画なので是非観て欲しいです!

Photo https://theriver.jp/disney-dx-pixar-top15/

リメンバーミー効果もあってか、年々メキシコの死者の日も知名度が上がり、メキシコ風の骸骨がハロウィンと合わせてたくさん世に出回ります。

メキシコでも仮装しますが、死者の日はハロウィンの様におばけやモンスターではなく、扮するのは「Catrina カトリーナ」と「Catrin カトリン」というエレガントで誇り高い貴婦人と紳士の骸骨。

 

メキシコの学校でも子供たちは「伝統」として、「死者の日」を学び、死者の日に関するイベントを行います。

 

その時はカトリーナ(女)、カトリン(男)の格好で登校するように言われます。

 

先に少し言い訳しておくと、

メキシコ人は元々濃いメイクが得意だし、顔自体も堀が深いので濃いメイクが映えます。そしてメキシコのママさんたちは死者の日メイクが上手!

そんな中、うちの子たちの顔と普段自分の顔でさえもメイクしないので、メキシコ人の子供たちには全然追いつけませんが、去年子供たちにメイクしたときのものを紹介しますね。(学校が7時に始まるので朝早く起きて準備しました)

 

ハロウィンにもこのメキシコの死者の日メイクが使えるので、子供用の仮装メイクの参考になればと思います。(もちろん子供だけじゃなく大人でも)

 

 

小学生の長女(当時9歳)。

白塗りをベースに目の周りを黒くするのがカトリーナ流。

先に、目の周りはパンダのようにペンシルで丸く描いておきます。黒く塗りつぶすのは先でも後でも大丈夫。

先に白で塗ってしまったあとで黒を塗るのはよれるし、二度手間になるので、とりあえず黒の部分は先に確保しておきます。

そうそう、このときはペンシル(眉描きまたはアイライナー)でラインを描きましたが、前の年は油性マジックで描きました(ラインだけね)。笑

油性マジックといっても、子供が汗かいて取れるしばっちりラインが描けるので使える!と思いましたが、日本だとこの時期汗かかないので取り辛いかな・・。

 

白塗は、仮装用の顔料もあり、そのほうががっつり白くなりますが、カンクンは暑いのでドロドロになると思い、私は安い白い化粧下地とトーンの明るいファンデーションを買いました。

パンダ目の縁には花びらのように描いて色を塗ったり、ラメやスパンコールでも可愛いです。

額にはメキシコのCorazon(コラソン)「ハート・心臓」を描きました。

頭に付けた花冠は雑貨屋さんで買ったものです。

口元は、裂けた感じにほっぺたまで伸ばします。このラインがなかなか難しく、角度によってはほっぺたを強調させてしまい、写真のうちの娘のようにおてもやんみたいになります。笑

あとはリップを塗ってあげれば可愛い。

 

息子には顔半分だけをスカルにしました。

去年初めてしましたが、私も息子も気に入りました。そしてなにより時短にもなる。笑

男の子のメイクは抵抗があるかもしれませんが、簡単だし意外と格好良くなりますよ!

好きな感じで顔を半分にペンシルでラインを引きます。

顔まっぷたつでも、写真のように斜めでもOK。

写真のように斜めにする場合は口を含む方を白塗りにします。白塗りする前に、先に目の周りの丸いラインを引いておきましょう。黒く塗りつぶすのは先でも後でも大丈夫です。

口裂け男のように白く塗った範囲内にラインを引きます。

そうそう、鼻の頭にも黒く塗るのがメキシコ流です。

 

 

 

衣装はメキシコ民族衣装が合いますね。

長女のウィピル(メキシコ民族衣装)はサイズアウトしてたので私のを着せました。(大きかったのでスカートに入れました)

 

次女(5歳 当時幼稚園)は、死者の日メイクじゃなくてパーティーのようなフェイスペイントにして!と駄々をこね「ユニコーンがいい!」と言うので、仕方なく連想ゲームのように「じゃあレインボーは!?」と言いくるめて、額に虹を描きましたが、普通死者の日メイクには虹は描きません。笑

ブラウスはこちらもメキシコ民族衣装。スカートは黒のミニスカート&ハロウィンで使ったスカルのニーハイソックス(ちょうど日本に行ったときに100均で買った)を合わせました。

目の周りの黒塗りがうまく丸になってなく、パンダの目のようになってしまいましたがご愛敬。

幼稚園へ。

 

調べればもっとガッツリ、ごてごてメイクも出てきますが、こんな感じで簡単に身近にあるもので子供(または大人)のハロウィンメイク(死者の日)もできます!

よければ参考にしてください💀

 

 

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当『Cancun Days(カンクンデイズ)』は元カンクンツアーガイドの里紗(りさ)が独自の視点で、カンクン情報、海外旅行や海外暮らしに役立つ情報を楽しくお届けするサイトです。 カンクン在住18年目の私の国際結婚や海外子育てについても書いていこうと思います。 元ガイドなのに「ガイド無しプライベートツアー」をコーディネートしてます!元ガイドだからこそお客様の気持ちを考えて、安心して遺跡やセノーテに行けるよう配慮しているのでお客様の満足度も高し!カンクン空港ホテル送迎も手配できますよ!